- 2010-02-19 :
- 対戦の理論
ちょっとした問題
定期考査前なので、軽めの記事を。
問題です。
AとBのどちらが有利でしょう?
A場:リザードン@ヤタピの実
おくびょう H6 C252 S252
「かえんほうしゃ」「みがわり」
「エアスラッシュ」「りゅうのはどう」
A控え
カメックス@カゴのみ
ずぶとい H252 B=D調整
「カウンター」「ミラーコート」
「ねむる」「なみのり」
B場:ハッサム@メタルコート
いじっぱり H252 A252 S6
「バレットパンチ」「つるぎのまい」
「むしくい」「ばかぢから」
B控え
ゲンガー@きあいのタスキ
おくびょう H6 C252 S252
「10まんボルト」「みちづれ」
「きあいだま」「さいみんじゅつ」
という状況だったとします。
このとき、ある1手でどちらかが圧倒的有利に立つのですが、
それを考えてみてください。
なお、お互いに控えのポケモンは分かっている状態とし、
全てのポケモンのHPは100%であるとします。
この問題は、過去の私の対戦から選びました。
技、努力値振りが甘いのは気にしないでください。
答えは以下から
問題です。
AとBのどちらが有利でしょう?
A場:リザードン@ヤタピの実
おくびょう H6 C252 S252
「かえんほうしゃ」「みがわり」
「エアスラッシュ」「りゅうのはどう」
A控え
カメックス@カゴのみ
ずぶとい H252 B=D調整
「カウンター」「ミラーコート」
「ねむる」「なみのり」
B場:ハッサム@メタルコート
いじっぱり H252 A252 S6
「バレットパンチ」「つるぎのまい」
「むしくい」「ばかぢから」
B控え
ゲンガー@きあいのタスキ
おくびょう H6 C252 S252
「10まんボルト」「みちづれ」
「きあいだま」「さいみんじゅつ」
という状況だったとします。
このとき、ある1手でどちらかが圧倒的有利に立つのですが、
それを考えてみてください。
なお、お互いに控えのポケモンは分かっている状態とし、
全てのポケモンのHPは100%であるとします。
この問題は、過去の私の対戦から選びました。
技、努力値振りが甘いのは気にしないでください。
答えは以下から
・答え
Bがハッサムをゲンガーに交換
【解説】
では、考えられるAの選択をみてみましょう。
(Ⅰ)Aリザードン:「かえんほうしゃ」を使う
ゲンガーへ75%のダメージ【残り:25%】
次のターン、10まんボルトはカメックスに有効なためAは交代できない。
Bゲンガー:「10まんボルト」
Aリザードンへ85%のダメージ【残り:15%】
Aリザードン:「かえんほうしゃ」
ゲンガー瀕死
B:ハッサムへ交代
Bハッサム:「バレットパンチ」
リザードン瀕死
A:カメックスへ交代
ここは微妙な局面ですが、
Bハッサムが「つるぎのまい」を選択することで、
Bの勝利は確定されます。
(Ⅱ)Aリザードン「みがわり」を使う
ゲンガーが無償降臨
3ターンの間、相手は、「10まんボルト」を使い、
こちらは「みがわり」を使い、ヤタピ発動まで持ち込む。
4ターン目に
Bゲンガー:「10まんボルト」
Aリザードンの「みがわり」が壊れる
Aリザードンの「かえんほうしゃ」
Bゲンガーはきあいのタスキで耐える
あとは(1)の場合と同様にして、
Bの勝利が確定します
(Ⅲ)A:リザードンをカメックスへ交代
A:リザードン交代→カメックス
B:ハッサム交代→ゲンガー
ここではまだ勝敗は決定していませんが、
Bが圧倒的に有利です。
【1】B:ゲンガー交代→ハッサム
という行動をした場合、
A:「ミラーコート」or「なみのり」となるので、
どちらも有効打とはなりません。
【2】Bゲンガー:「10まんボルト」
A:「ミラーコート」or「なみのり」
で、どちらにしろ、きあいのタスキで耐えられてしまい、
次の攻撃で落ちてしまいます。
どちらにしろ苦しい戦いとなり、
Aが勝つのは困難となります。
では、こうなった理由は何か。
それは、Bプレイヤーが、
的確な判断を下せたから。
Bプレイヤーの状況は、
ゲンガー:一貫性のある電気技持ち
ハッサム:カメックスに役割を持っている
Aプレイヤーの状況は、
リザードン:ハッサムに役割を持っている
カメックス:ゲンガーにダメージを与えられる
ということになっています。
Bプレイヤーはそれを把握して、
Aプレイヤーの手持ちで邪魔なポケモンを削り、
勝利を確定させたといえます。
これを、間接役割破壊というのかは分かりませんが、
このような概念を抑えることは、立ち回りをする際に、
非常に参考になるので覚えておくといいでしょう。
Bがハッサムをゲンガーに交換
【解説】
では、考えられるAの選択をみてみましょう。
(Ⅰ)Aリザードン:「かえんほうしゃ」を使う
ゲンガーへ75%のダメージ【残り:25%】
次のターン、10まんボルトはカメックスに有効なためAは交代できない。
Bゲンガー:「10まんボルト」
Aリザードンへ85%のダメージ【残り:15%】
Aリザードン:「かえんほうしゃ」
ゲンガー瀕死
B:ハッサムへ交代
Bハッサム:「バレットパンチ」
リザードン瀕死
A:カメックスへ交代
ここは微妙な局面ですが、
Bハッサムが「つるぎのまい」を選択することで、
Bの勝利は確定されます。
(Ⅱ)Aリザードン「みがわり」を使う
ゲンガーが無償降臨
3ターンの間、相手は、「10まんボルト」を使い、
こちらは「みがわり」を使い、ヤタピ発動まで持ち込む。
4ターン目に
Bゲンガー:「10まんボルト」
Aリザードンの「みがわり」が壊れる
Aリザードンの「かえんほうしゃ」
Bゲンガーはきあいのタスキで耐える
あとは(1)の場合と同様にして、
Bの勝利が確定します
(Ⅲ)A:リザードンをカメックスへ交代
A:リザードン交代→カメックス
B:ハッサム交代→ゲンガー
ここではまだ勝敗は決定していませんが、
Bが圧倒的に有利です。
【1】B:ゲンガー交代→ハッサム
という行動をした場合、
A:「ミラーコート」or「なみのり」となるので、
どちらも有効打とはなりません。
【2】Bゲンガー:「10まんボルト」
A:「ミラーコート」or「なみのり」
で、どちらにしろ、きあいのタスキで耐えられてしまい、
次の攻撃で落ちてしまいます。
どちらにしろ苦しい戦いとなり、
Aが勝つのは困難となります。
では、こうなった理由は何か。
それは、Bプレイヤーが、
的確な判断を下せたから。
Bプレイヤーの状況は、
ゲンガー:一貫性のある電気技持ち
ハッサム:カメックスに役割を持っている
Aプレイヤーの状況は、
リザードン:ハッサムに役割を持っている
カメックス:ゲンガーにダメージを与えられる
ということになっています。
Bプレイヤーはそれを把握して、
Aプレイヤーの手持ちで邪魔なポケモンを削り、
勝利を確定させたといえます。
これを、間接役割破壊というのかは分かりませんが、
このような概念を抑えることは、立ち回りをする際に、
非常に参考になるので覚えておくといいでしょう。
スポンサーサイト